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友達はもちろん、赤の他人に対しても、彼らの恵まれた境遇に対して、「羨ましいな」とか「悔しいな」とかといった感情を抱くことってありますよね。
羨望や嫉妬の気持ちです。
あなたはそんな時、どうやってその気持を処理していますか?
羨望や嫉妬の気持ちはあなたが頑張れる証拠
わたしも若い頃は、エネルギーも有り余っていたし、前途洋々で上昇志向もあったせいか、誰かを羨んだり嫉妬したりという気持ちは強かった気がします。
容姿がいい女性の事はとっても羨ましいなと思ったし、自分が頑張ってもなかなか上手くいかないことを、誰かのヘルプで何の苦労もなくやってしまう人に嫉妬したりもしました。
幸か不幸か、今はもういい年なので、羨望や嫉妬の感情はあまり感じなくなってきました。
羨望や嫉妬の感情って、エネルギーを使うので、もうそんな体力がないんですよね。(どんな理由よ)
限られたエネルギーでやりくりするため、自分にとっての物事の優先順位を付ける必要が出てきました。
その結果、羨望したり嫉妬したりというのは、エネルギーを使う価値が無い方に振り分けられたというわけです。結果オーライです。
もしもあなたが誰かに対して、強い羨望・嫉妬心を抱いているとしたら、きっとあなたはエネルギーに溢れる人で、もっともっと頑張ることができる人だと思います。
◎あの人は仕事がうまくいっていて羨ましい!→→→わたしもがんばっていい仕事につく!
◎素敵な彼氏がいていいな→→→自分を磨いてもっと素敵な彼氏をつくるぞ!
こんな感じで自分をもっといい方に持っていけるんですから。
嫉妬してもいい
「羨望」とか「嫉妬」という言葉って、すごくネガティブな印象がありますよね、だから、そういう感情を持ってしまうと、自己嫌悪してしまう場合が多いですよね。
ネットのお悩み相談なんかでも、そういった意見をよく見ます。
あなたも、「何でこんな気持ちになってしまうんだろう、わたしって本当に嫌な人間だな…。」なんて悩んでいませんか?
でもちょっと待って! 嫌な人間がそんな風に思いますか?そんなわけないですよね。
それに誰かのことを羨んだりするのって、人としてごくごく自然な感情じゃないでしょうか?だから自己嫌悪する必要はまったくないです。
嫉妬によって相手を傷つけたりといった方向に行かなければ、羨望・嫉妬も問題ないとわたしは思います。
もしもあなたが誰かを羨んだり嫉妬したりしたら、「こんな風に思っちゃいけない」と自分の感情を咎めるのではなく、「そうだよね、そう思うのも無理ないよね〜。」って、自分自身を肯定してあげてください。
そうすると気分がずっと楽になるはずです。
他人への羨望・嫉妬心への対処法
前述のように、すっかり枯れているわたしですが、ふとした時に羨望の気持ちや嫉妬の感情が湧いてくることがあります。自分自身が弱っている時に起こりやすいですね。
そういった気持ちになった時、わたしがすることがあります。
それは、相手の羨ましい点をおすそわけしてもらう事です。
例えば、1年に何度も海外旅行に行っている余裕がある人のことをいいな〜と思った時は、「その余裕をおすそ分けしてもらっちゃいまーす!」と心のなかで叫んで、余裕の一部を分けてもらって自分の一部にするんです。
他には、同じ年なのに、とっても若くて綺麗な人を羨ましいと思ったら、「その若さと美しさのおすそ分けをくださいね〜!」と思って、若さと美しさがちょっとだけ自分に来ているところを想像するんです。
ポイントとしては、
- 妬んで反発するのではなく、羨ましい部分と仲間になるイメージ
- 自分が持っていないことに落ち込むのではなく、分けてもらって近づくイメージ
といった所です。
ありゃ…文章にすると、すんごく怪しい…。
でも、この対処方法はわたしにとって、とても効果があります。
嫉妬心を持て余すことなく昇華でき、さらに、羨ましい対象をおすそ分けしてもらう事によって、自分の中にその要素が増えて、そこにより近づくことができるんですから。
まとめ
ということで、わたしの思う、羨望の気持ちや嫉妬心に対してできること。
- 自然な感情だと思って否定しない
- 嫉妬をした自分を責めない
- 相手の羨ましい所はおすそわけしてもらう
やってみるのはタダですから、あなたも一度試してみてくださいね!